【チリ代表】南下するラテンサウンドにも新風が吹く
南米にゆかりはない僕でも1,000円以下の安ワインばかり飲んでいる私はコスパの高いチリワインはお世話になりっぱなし。どんな音楽が流行っているのだろう?
チリ共和国(チリきょうわこく、スペイン語: República de Chile)、通称チリは、南アメリカ南部に位置する共和制国家である。東にアルゼンチン、北東にボリビア、北にペルーと隣接しており、西と南は太平洋に面している。首都はサンティアゴ・デ・チレ。
1818年にスペインより独立した。アルゼンチンと共に南アメリカ最南端に位置し、国土の大部分がコーノ・スールの域内に収まる。太平洋上に浮かぶフアン・フェルナンデス諸島や、サン・フェリクス島、サン・アンブロシオ島及びポリネシアのサラ・イ・ゴメス島、パスクア島(イースター島)などの離島も領有しており、さらにアルゼンチンやイギリスと同様に「チリ領南極」として125万平方キロメートルにも及ぶ南極の領有権を主張している。
Los Vasquez/Mienteme una vez
ラテンらしいフレーズでとても良い曲です。夕暮れにビールを飲みながら聴きたい。
各国のミュージシャンのサポート活動を行った後、2010年、録音等多くのノウハウを自主制作した曲がラジオで人気を得る。その後発売したアルバムがチリ国内で6万枚のヒットとなる。
Fonseca/Entre Mi Vida y la Tuya
こちらはアップテンポで太陽の下が似合いそうなラテンイメージの曲。フォンセカはコロンビアのボコタ出身のアーティスト。地元の大学とアメリカのバークリー音楽院で音楽を学ぶ。12歳の時には自作曲を家族や友人に販売するなど早い段階で音楽活動をスタートさせている。
Mike Bahia/Buscandote
耳あたりの良い爽快なナンバー。こちらもコロンビア出身のアーティスト。湾岸の平地伝いに色々なものが流通されるように、南北の情報ラインが強いのでしょうか。アメリカに近い方向であるコロンビアから音楽が南下しているようなチャートです。
情熱と誠実、太陽と心地よさをテーマとした楽曲を発表。8歳のときに合唱団で歌ったのが最初のステージ。男一人で友人にからかわれたとのこと。大学在籍時にバンド活動を開始。ソロアーティストに転じる。
まとめ
欧米のヒット曲もそこそこに、メキシコから南下してくるアメリカンラテンミュージックがチャートの上位を占めていました。郷ひろみが「アッチッチ」でカバーしたリッキー・マーティンなどの楽曲も上位ランクインされていて、情熱的なラテンナンバーがチリに置いても本流のようです。Mike Bahiaなどはラテンテイストながら最近のポップエッセンスも若い感性でまとめられ、とても爽やかで好感触です。
古くはスペインが南米を植民地化した歴史があり、音楽もスペインに通じる南欧のエッセンスは色濃く感じます。メキシコくらいから南北にわたって、ラテンテイストのポップミュージックは分布しています。ジャングルや山脈を挟んで、ブラジル側とは少しちがった文化圏がありそう。
まだまだ良い曲やアーティストは潜んでいそうなので近隣の南米予選レポートも続けたいと思います。