シンセベースコレクション⑤KORG POLY-800
Goodな動画を見つけたため紹介。
KORG POLY-800
コルグ初のMIDI搭載モデル。POLY-800以降の製品はすべてMIDI搭載となる。コンパクトな49鍵タイプながら8ボイス、64音色メモリー、最大256ノートのポリフォニック・シーケンサー、MIDI端子という当時としては高度な機能を装備して10万以下の価格、海外でも$1,000を切るシンセとして大ヒット。
音作りは2系統のDCO、3系統のDEGを装備し、6パラメータのエンベロープ(A.D.B.S.S.R.方式)で作り込むことが可能。4.3kgという軽量で、ストラップをつけてショルダー・キーボードとしても使用可能。また鍵盤も白鍵、黒鍵が逆転したリバース・タイプもあり、ステージでのパフォーマンスも意識したデザイン。そのため、電源も電源アダプターだけでなく、電池での駆動も可能、またFMトランスミッターで音を飛ばしてのコードレス・プレイも可能。KORGミュージアムより引用
発売当初の価格は¥99,800。コストパフォーマンスが高かったようです。なかなか味のあるシンベの音がします。
オクターブ音階のシンプルなフレーズってほんとうにシンセベースの良さを引き出しますね。これとシンプルなドラムですぐに世界観がでます。
筆者もそうですが、最近はDAWの利便性もあがり、無数のハイクオリティソフトシンセのせいか、音色が選びきれないというか音色を選んでいるだけで楽しくて満足しちゃうから創作にならない(笑)。
ネタが転がっているとそれをどうしても使いたくなっちゃうから、アレンジ自体も派手に装飾が多くなりがち。どうしてもDTM環境だとシンプルなトラックメイクに行き着かない現代の構造的な成り行きを感じますね。