【トルコ代表】多種の音楽ジャンルも飲み込む独特の旋律が美しい
今回はトルコのご当地人気アーティストを紹介します。
トルコ共和国(トルコきょうわこく、トルコ語: Türkiye Cumhuriyeti)、通称トルコは、西アジアのアナトリア半島(小アジア)と東ヨーロッパのバルカン半島東端の東トラキア地方を領有する、アジアとヨーロッパの2つの大州にまたがる共和国。首都はアナトリア中央部のアンカラ。
北は黒海、南は地中海に面し、西でブルガリア、ギリシャと、東でグルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、イラン、イラク、シリアと接する。
独特の文化圏を持ち、チャートの上位には現地出身アーティストの楽曲が並びます。独特の節回しがあり、日本人にもわりと聴きやすいナンバーが多いと感じました。
Aydilge - Sorma
Aydilge - Sorma (Official Video) - YouTube
2006年にデビュー。作品は自身による楽曲制作がされている。中近東ならではの哀愁あるメロディー。トルコ国内でも現代のラブソングを歌うシンガーとして認知されている。代表作が多くYouTubeでも多くのオフィシャル楽曲がUPされている。曲によりアレンジの方向性がちがう。
Yalın - Benimki #AşktaCesurOlan / Cornetto
Yalın - Benimki #AşktaCesurOlan / Cornetto - YouTube
1980年生まれ。幼年期に父のギターでジプシーキングスの曲を演奏したりした。高校時代に始めての作曲に挑み、大学に入学後活動を本格化させる。
Soner Sarıkabadayı & Ozan Çolakoğlu - Unuttun Mu Beni?
1978年生まれ。カフラマンマラシュ州出身。 強面のスキンヘッドのルックスながら、ディスコ的なバックトラックにトルコらしいキャッチーなメロディーを歌う。
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Teoman & Bülent Ortaçgil - Sensiz Olmaz
Bülent Ortaçgil は1950年アンカラ生まれのベテランシンガーソングライター。1974年、大学で化学工学を勉強している中、最初のシングルをリリース。このアルバムをリリース後、10年ほど化学エンジニアとして家族と過ごす。円熟の美しい楽曲は素晴らしい。
まとめ
若手のアーティストはトレンドの延長にあるトラックメイクがなされているが、特徴的なメロディがとても強い。オーガニックなあまり着色しない楽曲の方がその良さが伝わるように感じた。JAZZなどのインストメンタル楽曲などに興味がわいたので色々と探してみたい。
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【ロシア代表】聴きやすいポップナンバー。サウンド&ビジュアルのセンスがキラリ。
今回はロシアの状況を調べてみました。TOP TRACKSに表示されるロシア勢の確率が高いです。かつての勢いは感じないものの超大国ともあり、ロシア独自の音楽コンテンツはYouTube上でも充実しています。
ロシアの音楽って日本で紹介されることもあまりなく、せいぜい僕らが知っているのは2002年頃に話題となったT.A.T.Uくらい?滅多にロシア語に触れる機会もなく、どう発音するかも分かりません(笑)。
НАРГИЗ - "ТЫ-МОЯ НЕЖНОСТЬ
タトゥーだらけのパンク的な過激なルックス、優しげな声も感情を爆発させる激しいシャウトが旨を打つ。フクロウとの映像コントラストもハイセンスですね。
60〜70年代の人気ポップ歌手ルイーズを母に持ち、父もドラマーという音楽一家で育つ。
続きを読む【チリ代表】南下するラテンサウンドにも新風が吹く
南米にゆかりはない僕でも1,000円以下の安ワインばかり飲んでいる私はコスパの高いチリワインはお世話になりっぱなし。どんな音楽が流行っているのだろう?
チリ共和国(チリきょうわこく、スペイン語: República de Chile)、通称チリは、南アメリカ南部に位置する共和制国家である。東にアルゼンチン、北東にボリビア、北にペルーと隣接しており、西と南は太平洋に面している。首都はサンティアゴ・デ・チレ。
1818年にスペインより独立した。アルゼンチンと共に南アメリカ最南端に位置し、国土の大部分がコーノ・スールの域内に収まる。太平洋上に浮かぶフアン・フェルナンデス諸島や、サン・フェリクス島、サン・アンブロシオ島及びポリネシアのサラ・イ・ゴメス島、パスクア島(イースター島)などの離島も領有しており、さらにアルゼンチンやイギリスと同様に「チリ領南極」として125万平方キロメートルにも及ぶ南極の領有権を主張している。
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【南アフリカ代表】大地を突き抜けるオーガニックソウルを見逃すな
今回は2010年にサッカーのワールドカップも開催された南アフリカのミュージシャンを紹介します。色々な歴史はありつつも欧米各国で活躍するアフリカをルーツとする黒人 の才能は気になるところです。
NATHI/NOMVULA
凄い才能のシンガーだと思います。間違いなく今回のイチオシです。この曲も泣けるくらい沁みます。映像は関係なく男性のシンガーです。牧歌的なオーガニックな音世界のなか、魂をゆさぶる声が心地良い。
Nathiは彼の5人の兄弟を持ち行商人として働いていたシングルマザーに囲まれて育つ。彼は他の子供と同じように育ったが、スポーツや音楽に向ける彼の情熱は特別なものでした。Elundini市が主催するコンテストに出場し、賞を受賞がその後の活躍のきっかけになったようです。
https://itunes.apple.com/za/artist/nathi/id312866508
Nonku Phiri/Things We Do On The Weekend
高校のときにバンドに呼ばれて歌ったところから音楽のキャリアをスタートする。最近までグラフィックデザイナー、イラストレーター、アートディレクターとして働いている間に音楽活動をしていたとのこと。独特の歌世界があります。
https://itunes.apple.com/za/album/things-we-do-on-weekend-single/id983413705
Jimmy Nevis/7764
分かりやすい元気なキャッチーなポップソングを歌っています。太陽の下が似合いそうな明るさ。伸びやかな声が良いですね。
ケープタウン、南アフリカ共和国で生まれ育ったジミー·ネビスの若い(19歳)の代替のポップシンガー/ソングライター、プロデューサー。風変わりな歌詞、音響トーンとキャッチーなメロディーが特徴。
https://itunes.apple.com/za/artist/jimmy-nevis/id520234311?ign-mpt=uo%3D4
まとめ
アパルトヘイトで人種問題が解決されたという小さな知識しか持たない我々だが、その後の混乱は続いており、現地の人々の貧富の差も多く黒人ばかりでなく白人も貧困層が広がっているという。2009年時点で平均寿命が49.8歳。エイズの問題は解消されたのか?多くの問題を抱える国でどんな音楽が生まれていくのか、希望の歌は庶民を癒し希望を与えているのだろうか?